スキーツアーのなかでも、日帰りで終わってしまうようなプランの場合には、はたして現地でどの程度のまでスキーを楽しむことができるのかと不安なことがあります。宿泊をともなっているようなプランにくらべると、圧倒的に現地での滞在時間が少ないのではないかと見えてしまうためです。実際の日帰りツアーの場合ですが、まずは朝の7時ごろから都心などのわかりやすい場所に集合し、ここからバスで出発します。途中は高速道路を通りますが、時間帯や曜日を考えれば渋滞なども避けることができます。

そして、10時ごろには目的とするスキー場に到着し、ひとしきりゲレンデで楽しんだあとに、夕方の5時ごろに帰りのバスで出発をするといった流れになります。そのため、日帰りのツアーとはいっても、現地の滞在時間は8時間程度は確保できることになりますので、時間的にはかなり十分であるともいえるのです。その上、宿泊があるプランと比較すると、参加するときの料金がきわめて安くなっているというのも特徴といえるでしょう。宿泊のためのホテル代を支払う必要がなく、食事についても昼食は別としても、朝食や夕食などをホテルでとる必要がありませんので、その分も安くなっているはずです。

また、宿泊のプランにくらべると、手軽であるだけにキャンセルも出やすいため、逆にいえば、出発日の直前まで待って、キャンセルで空きができたところに飛び乗るといったことも不可能ではありません。